スクルド エンジェル保育園 北円山園

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食事のおはなし

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おはなし編

外食・ファストフード、気をつけたい事

食材の問題

●肉

日本の牛丼屋や焼肉屋、ファミリーレストランで出る安い牛肉には、合成肉と呼ばれるものが増えています。これは米国産の牛肉を用いたものですが、くず肉と呼ばれる通常は使い物にならない部位を用います。このくず肉を接着剤で固め、たんぱく質分解酵素でやわらかくしています。

米国産の牛肉は、アレルギーやホルモンに悪影響を及ぼしたり、乳がん発生率を高める牛成長ホルモン剤が使用されていたり、抗生物質が必要以上に用いられていたりと、安全性に大きな問題があります。

●野菜

居酒屋やファミリーレストランで使用しているカット野菜の多くは輸入品です。かっと野菜は塩素剤やりん酸で洗浄しますので、成分が残留します。ポテトだけでも32万トンも輸入され、発芽を抑えるための農薬が残っています。冷凍野菜が76万トン、果物や穀物にはポストハーベスト農薬が残存します。
また、カビやリステリア菌などの細菌、日本にはないアフラトキシンやパツリンなどのカビ菌があったりします。大豆やコーンでは遺伝子組み換えが7割にも達しています。 こうした輸入食品は遠方より来るため、ビタミンなど栄養素は低く、保存料など添加物漬けの食品です。

ファストフードどこが問題?

安くて便利なファストフードですが、マイナス面をきちんと知った上で利用する必要があります。

○カロリーや脂肪分、塩分が高い ○食品添加物が多く使われている ○野菜が少ない ○原材料の多くが輸入品

子どもとの外食で気をつけるポイント

○禁煙席があるか確認する ○遅い時間帯の外食はさける ○味付けの濃い料理や揚げ物に偏らないようにする
食中毒予防法

生の肉を食べてO-111に感染し、小学生が死亡するという事件が起こりました。梅雨から夏にかけてのこの季節は、食中毒の発生は増える時期です。 ご家庭でもより衛生的に過ごすように心がけて下さい。

○野菜類はよく洗い、肉や魚は十分に日を通す ○食器類はよく洗う ○飲料水の衛生管理を徹底する ○食品は早めに食べる ○食事の前後、手指をよく洗う ○便の処理をする前後には手指を清潔に
旬を食べよう!

「旬の食べ物はおいしくて健康にもいい」と昔からよく言われています。ですが、今ではスーパーへ行けば、欲しい食材はそどの季節でも手に入りやすくなりました。そもそも「旬」って何なのでしょう?
旬はその食材を食べるのに最適な時期のことです。最適とは、最もおいしい時期だということ。 野菜や果物なら特有の成分が蓄積されており、魚なら脂がたっぷりとのっています。栄養価が高いのはもちろんのこと、旬にはその食材が大量に出回るので、値段が最も安いときでもあります。

たけのこ

春といえばコレ。時間とともにえぐみがキツくなるので注意が必要です。 すぐにゆでてアク抜きすれば、おいしく、食物繊維をたっぷり摂れます。

カツオ

春と秋が旬。春ガツオはうま味がある分、脂が少ないのでタタキがおすすめ。 脂ののった秋の戻りガツオは刺身に。

キャベツ

春キャベツは巻きがゆるやかで甘味たっぷり。豊富なビタミンCは水に流れてしまいやすいので、 刻んでからの水洗いは手短に。

アスパラガス

各種のビタミンやミネラルを含み、特に疲労回復を助けるアスパラギン酸が多いのが特徴。 穂先の締まったものを選びましょう。

いちご

全体にツヤがあり赤々としていて、ヘタがしおれていないものを選びましょう。 そのまま食べれば美肌効果のあるビタミンCがたっぷり摂れます。

玉ねぎ

春の新玉ねぎは辛みが弱く甘味のあるのが特徴。辛みがある場合は水にさらすと弱まりますが、 有効成分の一部が流れてしまうので、冷水にサッとさらしましょう。

冬に役立つ食べ物図鑑
ねぎ・にら・にんにく ■硫化アリル(香りと辛みの成分)
・ビタミンB1の吸収を助け、疲労回復に役立つ。
・消化液の分泌を促し、食欲を増す。
・血行をよくしてからだを温める。
しょうが ■ジンゲロン(辛みの成分)
・からだを温めて、新陳代謝を活発に。
・殺菌効果も。
■ショウガオール(辛みの成分)
・抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ。
果物 ■ビタミンC・食物繊維
・抵抗力を高め、あなかの調子を整えます。
ブロッコリー ■ビタミンC、カロテン
・ウイルスへの抵抗力を高めます。
ほうれん草・小松菜 ■カロテン、ビタミンC、ビタミンE、ミネラル
・抵抗力を高め、結構を良くします。
白菜 ■ビタミンC、ミネラル
・ 抵抗力を高めます。
大根 ■ビタミンA、ビタミンC
・消化酵素(ジアスターゼ)が胃腸の働きを助けます。
にんじん ■カロテン、ビタミンC、ビタミンE
・抵抗力を高め、血行をよくします。

栄養素

たんぱく質・・・ウイルスと戦う細胞の材料になる。
ビタミンA・・・皮膚や粘膜を強くする。 ※緑黄色や市に含まれるカロテンは、体内に入るとビタミンAと同じ働きをします。
ビタミンC・・・ウイルスと戦う白血球の働きを助ける。
ビタミンE・・・ビタミンAやビタミンCの働きを助ける。/・ 血行をよくして、冷えを防ぐ。

かぜ予防にはお茶!

緑茶や紅茶に含まれるカテキンには、抗菌作用があります。熱いお湯で入れるとカテキンがたっぷり! さましてうがいに使ってもOK!

9月のおはなし

今年の夏は猛暑が続き、体力の消耗も激しかったことでしょう。
9月にもまだまだ、残暑が予想されているようですが、暑さに負けず夏の疲れをとって元気に遊ぶことが出来る様に、充分な急用と栄養をとる様にしましょう!

夏疲れ回復のために
1:早寝早起きで生活リズムをつくろう!
2:朝食を大切に!パンだけ、ふりかけご飯だけではく、おかずも食べよう!
これからの季節には、サンマやサバ、キノコ類やさつま芋、サトイモなどが旬をむかえ、おいしく栄養も豊富に含まれる季節になります。
保育園でもこれらの食材を使ったメニューや芋煮汁など季節を感じられメニューを取り入れていきたいと考えています。
旬の味覚を体験しながら、みんなで楽しく食事のひと時を過ごせればと思います。

さけが白身魚ってほんと!?

食材の知恵袋 さけが白身魚ってほんと!?

身が赤いのが赤身魚なら、さけは当然赤身魚と思っている人が多いはず。実は、さけの身の色は、えさにするオキアミというえびの仲間に含まれる色素(アスタキンサンチン)によるもの。そこでさけは、白身魚の仲間に分類されているのです。

魚 きれいに食べられるかな?

離乳食のすすめ方 果汁満2ヶ月頃〜

目的

・乳汁以外の味を覚える。
・ビタミンCの補給及び便秘予防。
・水分補給。

衛生上の注意


・作る前は十分に手洗いをし、消毒を行います。 ・器具も熱湯で殺菌消毒したものを使います。
・果物はよく洗ってから使用しましょう。
・作りおきはせずに与える直前に絞りましょう。
・季節の新鮮な果物を使用しましょう。

作り方

・みかん等の柑橘類
用意する器具・・・絞り器具、ステンレスの茶こし
1. 絞り器で絞る。
2. 茶こしやガーゼでこす。
3. 白湯で2〜3倍に薄める。

・リンゴ等
用意する器具・・・すり金、茶こし
1. 皮をむいてすりおろす。
2. 茶こしやガーゼでこす。
3. 白湯で2〜3倍に薄める。

与え方

・一日一回小さじ1杯くらいから始め、よく飲むようならば、2〜3日の便の様子を見ながら1さじずつ増やしていきます。
・20cc位から果汁瓶を使用し、除々に増やして50cc位までとします。
・与える時間は授乳と授乳の間とし特に日光浴や沐浴んお後などがよいようです。

果汁にむく果実

リンゴ、ミカン等(その季節に手に入る新鮮な果物で)

避けたい果実

キウイ、パイナップル等
※市販の100%果汁は、濃度の問題だけでなく、糖分が添加されているのでおすすめできません。

離乳食のすすめ方 離乳初期食5〜6ヶ月 ゴックン期

離乳開始の目安

・食べ物を舌にのせてみて押し出さずに飲み込むことができるようになりましたか?
人が食べる様子を見て一緒になって口をもぐもぐさせたり、よだれが多くなってくる。

調理形態

・ポタージュ状からジャム状(ドロドロ状→ベタベタ状)
・赤ちゃんの舌は前後にだけ動きます。(左右、上下には動きません)

すすめるコツ

・「ゴックン」と飲み込むことを覚えさせましょう。
・介助用スプーンは柄が長く、先が平らで子どもの口に合わせて小さいものが良いでしょう。
・最初の1ヶ月は量をふやすことよりも、飲み込みの練習が主目的です。食品の数もゆるやかに増やしていきましょう。
・食べの悪い時は無理せず、ミルクにかえてあげましょう。

すすめ方

・料理にすすめる前の食品になれる時期。一つ一つの食品の味、香り(におい)、舌触りを知らせていきましょう。だし汁をベースにして素材の自然な味を大切にし、調味料をほとんど使わないでつくりましょう。
・1さじずつ便の様子を見ながら、段々と量を増やしていきましょう。
・食品は消化、口当たりの良くて飲みやすいものから使いましょう。
・穀類→野菜→たんぱく源の順に与えていきましょう。
・手軽なベビーフードもおすすめです。
・抱っこで与えましょう。

使用できる食品

・黄(主食)・・・米、うどん、パン、ジャガ芋、麩 ・赤(主菜)・・・白身魚、豆腐、鶏肉(ささみ、レバー)全卵(8ヶ月頃から)、調理牛乳 ・緑(副菜)・・・ごぼう、れんこんのように繊維の固いものや、にら、ピーマン等のように匂いやくせのあるものを除けば、たいていの野菜は与える事ができます。 保育園では・・・卵は、お家で全卵を使いだし、慣れた頃の後期(9ヶ月頃)からとり入れています。

食事の目安量

・黄(穀類)・・・米、うどん、パン、ジャガ芋、麩
・赤(たんぱく源)・・・豆腐、白身魚、ミルク
・緑(野菜類)・・・人参、ほうれん草、カブ、小松菜、キャベツ
・大根、カボチャ(ペースト)リンゴ、バナナ、いちご、すいか、柑橘類(つぶし、果汁)

食欲はどうしてわくの?

■お腹がすくからです
空腹感を感じる現象の裏には、身体の微妙な調整機構がはたらいています。
■脳の中の、摂食中枢は食欲をわかせます
血糖値(ブドウ糖の血中濃度)が下がると、キャッチして「食べたい」という感覚をもたらします。
■満腹中枢は食欲をなくさせます
お腹がいっぱいのときや不快のときに、「食べたくない」という感覚をもたらします。
●満腹中枢を経由して「お腹がいっぱい」と感じるまでに、20分〜30分の時間がかかります。
遊び食べをしていると、しょっちゅう食べるのはそのためです。心(脳)が食欲に大きな影響を及ぼします。

楽しい経験が子どもの食欲を導きます

・たくさん遊んだあと・・・心地よい空腹感があります。
・自分でつくったもの、お友達といっしょに料理したもの・・・いつもよりずっと食べられます。
・自分で育てたトマトやピーマン・・・いつもは食べられないけど、おいしく食べられます。
・お母さんの手作り料理・・・「おいしそう!」
・お母さん・お父さんがおいしそうに食べている・・・マネしたくなります。

子どもの食べる意欲を育てよう!

1. 食事は1日3回+1回のおやつ

時間を決めて。ダラダラおやつは、食事のときに食欲が出ず、肥満にもつながってしまいます。
おやつは一日一回にしようね♪

2. 手作りの食事のよさを生かして

食欲をそそります。

3. 加工食品はひかえめに

旨味調味料が含まれていて味が濃く、高カロリーのものが多いです。旨味に慣れてしまうと、野菜など素材の味を吟味できなくなります。

4. 栄養の「洪水」に気をつけて
5. 先走った「食べなさい」「おいしいわよ」の一方的な言葉がけの多さに気をつけて

子ども自らが発信する食欲を大切に。いっしょに「おいしいネ」と共感しましょう。

6. 体を動かして、たくさん遊びましょう!

心地よい食欲が生まれるもとです。

離乳後期食9〜11ヶ月 カミカミ期

すすめる目安

・舌でつぶして上手にモグモグできるようになったら。
・2回食をおいしそうに食べていれば1日3回食に。

調理形態

・指でつまむとすぐつぶれる固さ(厚焼き卵状)
・かみかみできる大きさ(一口大)にしてあげましょう。(5mm〜1cm角)
→咀嚼するあごの動きを十分に引き出す事が大切な時期です。
・舌は前後上下に加えて左右にも動くようになります。
・舌でつぶせない離乳食は舌で左右によせて歯茎でつぶしてカミカミします。

すすめるコツ

・手で持てるような形の食事も取り入れて、赤ちゃんが自分で食べようとする気持ちを大切にしましょう。
・大人の食事も利用して献立に変化をつけましょう。(うす味にして与えましょう。)
・汁物をコップで飲む練習もはじめてみましょう。
・食後の母乳、ミルクは欲しがるかで与えますが、食事の量が増えれば次第に減り、飲まなくなったりします。
・3回食では食事の間隔を4時間くらいあけて、3食、毎日だいたい同じ時間に規則正しく食べさせることです。(夕食は遅くても6時ごろには始めるように)

使用できる食品

・黄(主食)・・・米、パン、うどん、マカロニ、スパゲティ
・赤(主菜)・・・白身魚・赤身魚、豆腐・煮豆、鶏肉(ささみ、レバー)豚・牛肉(挽肉・細かく刻む)、全卵、ヨーグルト
・緑(副菜)・・・ごぼう、れんこんのように繊維の固いものや、にら、ピーマン等のように匂いやくせのあるものを除けば、たいていの野菜は与える事ができます。

使用できない食品

香辛料(こしょう、わさび、からしなど)や避け、繊維が多いもの(ゴボウ、レンコンなど)、添加物の多いもの(練り製品など)。

食事の目安量

・主食
軟飯・・・60〜80グラム
パン・・・20〜30グラム
煮込みうどん・・・50〜60グラム(麺のみ)、100〜120グラム(野菜、汁と)

・主菜 白身魚のトロミ煮ほぐし(ムニエル、マヨネーズ焼)・・・15〜25グラム
やわやわオムレツ・・・全卵1/2 / 炒り豆腐・煮豆腐・・・15〜25グラム
鶏ささみのトロミ煮ほぐし・・・15〜25グラム / 鶏レバーのトロミ煮ほぐし・・・15〜25グラム

・副菜(20〜30グラム)
トマト刻み/ 大根のだし煮(かぶ)/ ベジタブルソテー/ 酢の物/ 粉ふきいも/ 人参のやわやわ煮/ バンサンスー/ ほうれん草の煮びたし/ ブロッコリーのだし煮/ マカロニサラダ/ ポテトサラダ

・汁物(80〜100グラム)
味噌汁/ 野菜汁/ 澄まし汁
保育園では・・・後期食からおやつが始まります。市販の赤ちゃん用菓子も取り入れます。

夏バテしない食事の工夫

夏場は食欲が減退します。しかし、食べなくては夏を乗り切る体力がつきません。夏の食事、こんなことを工夫してみませんか?

ビタミンB1を含む食材を

夏場はエネルギー消費が増えるので、代謝に必要なビタミンB群が不足しがち。食事からビタミンB1を補給しましょう。

夏野菜をとりこんで

旬の夏野菜は、ビタミンなどの栄養素がたっぷり含まれています。体の熱をとり冷やしてくれる、体にやさしくておいしい食材です。

いつもとちょっと違った風味をプラスワン!

○チャーハンや肉じゃが、サラダ、スープ、天ぷらの衣 → カレー粉
○冷しゃぶ、冷や奴、サラダ → 梅肉、ごま、レモンしょう油、みそ
○炒め物 → 豆板醤でピリ辛風味に
○スープや煮物、あんかけなど → 葛粉や片栗粉でとろ味をつけて、ひんやりとのどごしをやわらかく
食欲が出てくれば、体力は自然に回復します。

はしの持ち方レッスン
はしの持ち方レッスンのイラスト
朝ごはんは元気のもと!

子どもたちの健やかな成長にとって大切なことは、充分な睡眠、運動、食事の習慣と排泄です。 特に朝ごはんを食べると、眠っていた脳や体の"目覚めスイッチ"が入り、1日を元気にスタートさせることができます。 朝は食欲のない子も多いので、10分でも早起きをして、少しでも食事がとれるようにすることも大切です。

子どもたちが元気に楽しく園生活を送れるよう、朝ごはんの習慣をつけていきたいですね。

8月のおはなし

「野菜をたっぷりたべましょう」 夏場には太陽の光をいっぱいに浴びて元気に育った野菜が出回り、1年で1番甘味が増しておいしく、またビタミン、ミネラルを豊富に含んだ時期でもあります。旬の夏野菜に触れて、元気に遊び、本来のおいしさをたくさん体験しましょう。

「水分補給のお話」
子どもには水分補給が欠かせません。麦茶や薄めの番茶、水などを与えるようにしましょう。
イオン飲料やスポーツドリンクなどは「身体に良さそう」な気がして、子どもに積極的に与えてしまう場合があるようですが、糖分や塩分の取りすぎにつながったり、食事の時間におなかがすかない原因になったりします。
下痢や嘔吐、発熱時など脱水症状が心配される場合に少量ずつ与えるのは問題ないようですが、元気で食事がちゃんととれている時には、時間と量をを決めて、おやつの飲み物の一つとして与えるようにしましょう。

早寝・早起き・朝ごはん

「朝は忙しくて時間がかけられない」とか「朝は食欲がなくて・・・」など、朝食をとらない家庭が増えています。
しかし、私たちの身体は、寝ている間にもエネルギーを消費しています。朝起きたときには、前の晩に食べた夕飯から摂ったエネルギーもすっかり空っぽになっています。この様な状態では活発に身体や頭を働かせることができません。朝いつもより30分早起きして朝食を食べましょう。ご家庭での楽しい朝食は、身体の栄養だけでなく、心を育てる心の栄養にもなるでしょう。

食作りの工夫

食事の適量ってどのくらい?

子どもには、からだの大きさの大小があるように、食欲旺盛の子もいれば小食の子もいます。小食の子どもにあまり強制して食べさせようとすると、楽しんで待つはずの食事が楽しくなくなり、恐怖心を持つこともあります。食事は無理強いすることなくその子なりの適量が食べられれば良いです。大事なことは、食事を待ちどうしいもの、楽しいものにする環境をつくってあげることでしょう。 また、おやつを好きなときに好きなだけ食べるような習慣はないですか?だらだら食いは、いつおなかが空いているのかがわからなくなってしまいます。時間と量を決め食事に影響のないようにしてあげましょう。元気にからだを動かしおなかを空かせて食事時間を抑えられ、自分からすすんで食事ができるようにしてあげましょう。

身体発育曲線を活用しよう

母子健康手帳の中に慎重、体重をグラフ化できる「身体発育曲線」が掲載されています。このグラフを活用して、お子さんの身長と体重の値を継続的に記しておきましょう。日々の食事で摂取するエネルギーや栄養素量が適切であるかどうかを確認する一つの目安となります。急激な体重増加などがあれば、毎日の食事内容や生活習慣を見直す必要があるかもしれません。かかりつけの小児科医などに相談してみましょう。

離乳食のすすめ方 準備食3〜4ヶ月頃 チュチュ・舌飲み期

目的

・スプーンに慣れる。
・"舌慣らし" "味慣らし"
・初期食にスムーズに入る。

開始の目安

・授乳量と授乳間隔(4時間くらいが目安)が安定してきたら開始します。
・発育が順調か(体重の増加)も考慮して開始します。

調理形態

液体(水っぽい状態)

作り方

・味噌汁 昆布だしを作ります。(昆布を水に浸して火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り上げます) →→味噌をとかし、少量入れ、ステンレス製の金網でこします。
・野菜汁 昆布だしで野菜をよく煮込み、金網でこします。野菜は人参、玉葱、キャベツ、カブ、大根等アクの少ないものがよいでしょう。
・重湯 米からじっくり炊き(1時間〜1時間半)ステンレス製の細かい網でこしとります。おかゆのうわずみ。
・毎回作ることが負担なばあいはベビーフード(粉末・液体・瓶詰め)を大いに利用しましょう。

すすめ方

午前中の空腹時に与え、量は5〜30グラムでミルクに影響のない量ですすめていきます。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
量(グラム)  5  5 10 10 15 15 20 20 25 25 30 30

注意点

・調味料は使用しません。
・すすめ方を参照し、急激に量を増やしたりしないように注意しましょう。

離乳中期食7〜8ヶ月 モグモグ期

すすめる目安

・ある程度食がすすみゴックンが上手になってきましたか?
・穀類、野菜、魚肉類などの食品を合わせて1回に10〜15さじくらい食べられるようになったら2回食にすすめましょう。
(個人差があるのでさじ数に特にこだわらなくても大丈夫です。

調理形態

・舌とあごでつぶせる固さ ベタベタ状→豆腐状
・舌は前後運動に加えて、上下にも動くようになります。
・やわらかな離乳食を、唇を左右同時に水平に伸縮させ舌を上あごに押しつけるようにつぶしモグモグする時期です

すすめるコツ

・味覚の幅を広げるという点からもできるだけ多くの種類の食品の味に慣れるようにしましょう。(ただし、繊維の固いものや、アクの強いものは避けましょう。)
・みじん切りや、細かく切るよりも、十分に柔らかく煮ることが大切です。
・舌でつぶせる固さのものでも、まだ唾液と食品を混ぜることができず、飲み込みにくいことがあります。飲み込みやすくするために、くず煮等にして口当たりをよくしましょう。
・風味付け程度に素材を生かした味付けにしましょう。
・コップ飲みの前段階として、食後にコップで麦茶等を与え始めましょう。
・食後にミルク(母乳)を飲ませて1回の食事とします。食後にミルクが飲めないようであれば、離乳食が多すぎると考えられるので、量を加減しましょう。

すすめ方

・赤ちゃんの顔がよく見える位置に座り、スプーンを顔の正面から口に入れましょう。
・下唇の上にスプーンをのせ、本人が上下唇をつかって挟み込んで取り込めるようにします。取り込めない時は、上唇をかるく下げてあげましょう。
・スプーンをくちの中に押し込んだり、食べ物を上あごにこすりつけたりするのはやめましょう。

使用できる食品

・黄(主食)・・・米、うどん、パン、ジャガ芋、麩 ・赤(主菜)・・・白身魚、豆腐、鶏肉(ささみ、レバー)全卵(8ヶ月頃から)、調理牛乳 ・緑(副菜)・・・ごぼう、れんこんのように繊維の固いものや、にら、ピーマン等のように匂いやくせのあるものを除けば、たいていの野菜は与える事ができます。 保育園では・・・卵は、お家で全卵を使いだし、慣れた頃の後期(9ヶ月頃)からとり入れています。

食事の目安量

・主食
おかゆ・・・40〜80グラム
パンがゆ・・・40〜80グラム
煮込みうどん・・・40〜100グラム

・主菜
白身魚のトロミ煮ほぐし(薄味煮、トロトロ煮)・・・10〜20グラム / 豆腐のトロミ煮つぶし(薄味煮、トロトロ煮)・・・20〜40グラム
鶏ささみのトロミ煮つぶし・・・10〜20グラム / 鶏レバーのトロミ煮つぶし・・・20〜40グラム
麩の煮つぶし・・・20〜40グラム

・副菜(20〜30グラム)
トマト刻み / 大根のやわらか煮つぶし(かぶ) / かぼちゃのやわらか煮つぶし / じゃがいもやわらか煮つぶし(さつまいも) / 人参のやわらか煮つぶし / キャベツのやわらか煮つぶし(白菜) / ほうれん草の煮びたし / ブロッコリーのやわらか煮

・汁物(50〜80グラム)
味噌汁 / 野菜汁 / 澄まし汁

冬の野菜を食べよう

冬場は基礎代謝量も増え、さっぱりしたものを食べたくなる夏場と違い、タンパク質、炭水化物、脂肪といったエネルギー源を多く含む食品を食べたくなります。
この栄養源が消化、吸収されエネルギーとして体の中で利用される時には、野菜や海藻、果物などを一緒に食べるとより効率的に利用されます。特に小松菜、ほうれん草などの冬に旬をむかえる緑黄色野菜にはB-カロテンやビタミンC、鉄が豊富に含まれ、風邪を予防し感染への抵抗力や免疫力を強める働きがあります。

離乳完了期12ヶ月〜

すすめる目安

・栄養素の大半が形のあるものからとれて、固形のものを歯茎でつぶして飲み込めるようになってきたら
・1歳〜1歳半くらいがその目安になります。

調理形態

・ハンバーグ状
(適量を自分の口で覚え、前歯を使って噛みとる動きをします。)
・固さや量はカミカミ期の延長で、味付けも薄味を心がけましょう。
・大人用のものを利用するときは必ず調味する前に取り分けます。

すすめるコツ

・3回の食事のほかにおやつも与えましょう。
・料理の種類を増やし、味付けに変化をつけましょう。
・ミルクから牛乳に変えていきましょう。
・手づかみ食べも十分にさせてあげましょう。
・雰囲気を大切にして家族一緒に食べるようにしましょう、楽しく、美味しく食事できる環境や雰囲気づくりが大切です。

使用できる食品

・ほとんどのものが食べられます、ただし、塩分や糖分の多いものはまだ避けましょう。また、噛む力もまだ完全ではありません。急に、大人と同じ固さのものをあげないように注意しましょう。
保育園では・・・食後の果物はしっかり食事が食べられるようになる完了期からとりいれています。

食事の目安量

・主食
ごはん・・・60〜80グラム
パン・・・20〜30グラム
煮込みうどん・・・50〜60グラム(麺のみ)、100〜120グラム (野菜、汁と)
・主菜(20〜40グラム)
・副菜(25グラム〜)
・汁物(100〜120グラム)/噌汁・澄まし汁・鶏がら、コンソメスープ
・果物(15〜20グラム)

おやつについて

おやつは、3回食に慣れた頃(後期食となって少したった10ヶ月頃)から与えます。
赤ちゃんは成長の著しい時期ですが、まだ胃袋も小さく、3回食に食事を分けただけでは、1日に必要な量をたべきれません。それを補うことと、楽しみのためにおやつがあります。
果物、ヨーグルト、おにぎり、赤ちゃん用のビスケットやクラッカーなど、食事に影響しないことを基本に、軽食的なものとして与えましょう。

こんなことに気をつけて・・・

・小学校ぐらいの子どもが食べているスナック菓子は添加物や塩分が多いので避けましょう。
・1才を過ぎても、市販のドーナツ、シュークリーム、ケーキなどは、糖分や脂肪分が多いので、あまり好ましくありません、お誕生日などで与える場合は1〜2口少量にしましょう。また、お酒類の入っているものは避けましょう。 ・おやつは、ダラダラ食べにならないように注意し食べた後は、水や麦茶を与えたり、プクプクうがいをしたりと、虫歯予防にも気をつけましょう。

メニュー編

ごぼうチップス

[材料]

ごぼう・・・1/2本
塩・・・少々
揚げ油・・・適量

[作り方]

1.ごぼうは包丁の背で皮をとる。
2.5cm位の長さの細切りにして水にさらし、アク抜きをする。
3.水をきり、ペーパータオルで水分をふきとり170度位の油で8〜10分揚げる。
4.油をきり、塩をふって出来上がり!

○しっかり揚げるとカリッとしておいしいよ。パパのおつまみにもGOOD!
○にんじんやさつまいもなどのいろんな野菜で試してみてね!

焼きそばナポリタン

[材料]

オリーブ油・・・小さじ2
にんにく・・・1片
ベーコン・・・50g
人参・・・中くらい1/3
たまねぎ・・・中1個
エリンギ・・・中位2本
ピーマン・・・中1個
塩・・・少々
こしょう・・・少々
トマトピューレ・・・大さじ3
トマトケチャップ・・・大さじ3
蒸し中華麺・・・3玉
粉チーズ・・・お好みでトッピング
※調味料は目安なので加減してください。

[作り方]

1.フライパンにオリーブ油を入れてにんにく、ベーコン、人参、たまtねぎ、エリンギ、ピーマンを入れて炒める。
2.野菜に火が通ったら塩、こしょう、トマトピューレ、トマトケチャップをいれる。
3.中華麺を入れて炒める。
4.お皿に入れて完成。
※お好みで粉チーズをかけてください。

さんまのかば焼丼

[材料]

さんま 1尾分(三枚におろす)
片栗粉 適量
揚げ油 適量

○調味料
水 100cc(1/2カップ)
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1
醤油 大さじ2

[作り方]

1.調味料を合わせ、沸騰させ火を止める。(タレの量はお好みですが・・少し多めがおあすすめ)
2.さんまに片栗粉をまぶし、180度くらいの油で揚げる。
3.ごはんをどんぶりに盛り、タレにからませた「さんま」を上にのせる。
4.おこのみでタレをどんぶりにかけて食べる。

[ワンポイントアドバイス]

・片栗粉をまぶした「さんま」をフライパンでムニエルのように焼いてから、タレで煮詰めてもおいしいよ。
(注:お水は20ccに減らしましょう)
・魚はイワシでもアジでもOKだよ!

包丁使わず!塩昆布チャーハン

[材料]

卵・・・1個
サラダ油・・・大さじ2
ご飯・・・2杯分
レタス・・・2~3枚
塩昆布・・・15g

[作り方]

1.フライパンに油を熱し、ときほぐした卵に半分くらい火が通ったら、ごはんを入れて炒める。
2.ちぎったレタスと塩昆布を加えて、強火でレタスの水気を出さないように手早く炒め合わせる。

とうふチーズケーキ

[材料]

絹どうふ 350g
クリームチーズ 250g
レモン(皮、汁) 1個
粉ゼラチン 10g
塩 ひとつまみ
ハチミツ 70cc

[作り方]

1.クリームチーズを室温におく。
2.レモンを表面の皮をすりおろし、汁をしぼる。
3.粉ゼラチンを水(大さじ3)でふやかし、湯せんで溶かす。
 ※火で直接熱する代わりに、湯の中に入れて間接的に加熱する。
4.全ての材料をフードプロセッサー等でよく混ぜる。
5.型に流し入れ、冷蔵庫で固める。

[その他]

レモンの替わりに、"ゆず"でもOK。

パンプキンパイ

[材料]

○(ギョウザの皮1袋分)
ギョウザの皮 1袋
かぼちゃ 400g
砂糖 20g
バター 10~20g
牛乳 大さじ2~3

[作り方]

1.かぼちゃは皮・種をとり、ゆででマッシュ(つぶす)する。
2.砂糖、バター、牛乳とかぼちゃを鍋にいれ。火にかけながら混ぜる。
3.(2)をギョウザの皮に包み、170度くらいの油で揚げる。

[保育園ではパイの中身にこんな具材を使っておいしく食べています]

☆ミートソース
☆さつまいものペースト
☆煮リンゴ

タラのタルタルソース焼き

[材料]

生タラ(切り身) 4切
塩 2.4g
こしょう 0.24g
薄力粉 96g
卵 240g
玉ねぎ 96g
マヨネーズ 120g
パセリ 4.8g
サラダ油 24g

[作り方]

1. 魚は流水で良く洗い、水気を切り、塩・こしょうをする。
2. 水に卵と塩を入れ、沸騰させる。更に10分位ゆでて、固ゆでにする。水に放ち殻をむき、みじん切りにする。
3. 玉ねぎはみじん切りにして、納戸下水にさらす。(辛ければ炒める)
4. (2)と(3)をマヨネーズを合わせる。
5. 鉄板にサラダ油を引き、小麦粉をつけた魚を並べ、160〜170度くらいに温めたオーブンで7〜8分焼く。
(フライパンにふたをして、じっくり焼いてもOKです。)途中で(4)のタルタルソースをかけ、5分くらい焼く。
※生鮭でもおいしいですよ!

[旬の食材・タラ]

冬は、鍋の季節です。フーフー言いながら食べる鍋はとてもおいしくて、体の新まで温まりますよね。
鍋に入れる魚といえばタラ。「魚」に「雪」と書いてタラと読みますが、その名の通り、12月〜2月の雪の舞う季節にとれる冬を代表する魚です。タラは脂肪が少なく低カロリーで、目や皮膚を健康に保つビタミンA、骨や葉を丈夫にするビタミンDやカルシウムなどが豊富に含まれています。

夏野菜のおすすめメニュー(なすの肉みそそうめん)

夏野菜の一つであるピーマンは、身近で、育てやすく、収穫しやすい反面、独特のにおいが、子どもたちに敬遠されがちなのですが、絵本に出てくる「グリーンマントのピーマンマン」は、ばい菌をやっつけてくれる正義の味方、おいしく料理してみましょう!

[材料(4人分)]

そうめん(乾)200g
なす200g
ピーマン40g
赤ピーマン40g
豚ばら肉(薄切り)80g
ごま油 適量
※ちなみに、ビタミンCの量(生・100g当たり)はピーマンが56mgに対して、赤ピーマンは170mg、黄ピーマンは150mgも含まれています。

[作り方]

1. なすは1cm幅の半月切りにする。ピーマンは一口大に切る。豚肉は2cm幅に切る。
2. 熱したフライパンにごま油を敷き、弱火で豚肉を炒める。色が変わったらなすを入れてしんなりするまで炒め、最後にピーマンを加えて炒める。
3. 混ぜ合わせたAを②に加えてひと混ぜし、ふたをして弱火で蒸し煮にする。
4. 鍋にBを入れてめんつゆを作る。
5. そうめんをゆで、冷水で洗ったあと、水気をよく切る。
6. 器に(5)を盛り、(3)をのせたあと(4)をそそぐ。

[食材の知恵袋]

なすの紫色はアントシアニン
なすの鮮やかな紫色はポリフェノールの一種でアントシアニンという色素成分です。 このアントシアニンには優れた抗酸化作用があり、生活習慣病などの病気の予防にも役立つことがわかってきました。 なすのほかには、赤キャベツや、赤玉ねぎにも含まれていますので、工夫して接種しましょう。

秋の味覚「さんま」を食べよう

[材料]

さんま4匹
片栗粉
揚げ油(サラダ油)適量

○たれ
水200cc
酒20cc
みりん20cc
砂糖10g
しょう油20cc

[作り方]

1. さんまは頭と内蔵を除き、流水でよく洗って3枚におろし、水気を切っておく。
2. たれの分量の調味料を合わせ、沸騰させて火を止める。(たれは多めに作っておくといい)
3. サラダ油を170〜180度に熱し、さんまの両面に片栗粉をまぶし、3〜4分揚げる。
4. ご飯を器に盛り、揚げたさんまにたれをからませのせる。たれも少しかける。(たれのなべに揚げたさんまを入れ、ひと煮立ちさせてご飯にのせてもおいしい)

サーモンローフ

ミートローフの肉の部分を旬の鮭を使って作ってみました。
大きく作れば豪華なので、ホームパーティーにも♪また、冷めても美味しいので小さく作ればお弁当のおかずにもなります。

[材料]

生鮭 200g
玉ねぎ 100g
にんじん 100g
牛乳 70cc
パン粉 60g
卵 大2個
バター 24g(大さじ2杯)
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
※市立保育園では牛乳のかわりにスキムミルクを水でといて使っています。

[作り方]

1. 生鮭は皮と骨をとりのぞきます。
2. 玉ねぎ、にんじん、生鮭、牛乳、パン粉、卵、バター、塩、こしょう、全部の材料をミキサーあるいはフードプロセッサーにかけます。
3. 型にいれるか手でまるめて、オーブン180度で20分間焼きます。
4.ケチャップをかけて完成!いただきま〜す♪
ブロッコリーを髪に見立てたり、ケチャップで顔を描いても面白いですよ。

ポンデケージョ

パン屋さんで「もちもちパン」の名前で見かけたことがあると思いますがそれがポンデケージョです。
ポンデケージョはブラジル生まれで(Pao de queijo ポルトガル語)「チーズのパン」と言う意味です。本来、ポンデケージョはキャッサバといういもから作った粉(タピオカの粉)で作りますが、保育園ではキャッサバ粉は手に入りにくいので白玉粉で作ります。

[材料(4人分)]

白玉粉 140g 1カップと1/6
卵 52g 大1個
牛乳 104g 1/2カップと小さじ1
粉チーズ 48g 大さじ8
サラダ油 8g 小さじ2

[作り方]

1. 白玉粉はミキサー等で粒を細かくし、ボールにあけ、粉チーズと合わせておきます。(白玉粉をミキサーにかけるのは、牛乳を入れたときに吸水しやすいようにするためです。)
2. 牛乳と卵を合わせ、(1)に入れ良く混ぜます。はじめはドロドロですが 次第に固くなってきます。
3. (2)にサラダ油を入れ、均一になるように手で捏ね、12等分に分け、団子状に丸めます。
4. オーブンで180度 13〜15分焼き、焼き色が薄くついたら出来上がりです。

揚げそばのマヨネーズあえ

[材料(4人分)]

中華蒸し麺 160g
揚げ油
ボンレスハム 80g 8枚
キャベツ 200g 中4枚
きゅうり 80g 1/2本
人参 40g 1/4本
マヨネーズ 65g 大さじ4と小さじ2
酢 5g 小さじ1弱
塩 少々
こしょう 少々

[作り方]

1. 中華蒸麺を揚げる(市販の中華上げ麺を利用してもいいです)
2. ハムをさっと湯通しをします
3. キャベツ、きゅうり、人参は線切りにしておきます
4. マヨネーズ、塩、酢、こしょうを合わせておきます
5. 4に1と2、3を合わせ、混ぜます
揚げた麺は、食べる直前に混ぜた方が、歯ごたえがありおいしいです

ちくわ磯辺揚げ

[材料(4人分)]

ちくわ 200g(2本)
小麦粉 20g(大さじ2と1/2)
卵 16g(1/4個)
水 32g(大さじ2杯)
青のり 1.2g(少々)
揚げ油

[作り方]

1. ちくわは縦半分に切り食べやすい長さに切っておきます。
2. 卵と水を合わせ、小麦粉を入れ軽く混ぜ合わせ、青のりと1を入れておきます。
3. 揚げ油を180度くらいに熱し、カラっと揚げます

[その他]

1. ちくわに味が付いているので、ソースなしでも美味しく食べられます!
2. 付け合わせは、湯通しキャベツとスパゲティーのケチャップソテーです。

いも煮汁

[材料]

豚肉(こま切れ)・・・50g
ごぼう(ささがき)・・・30g
にんじん(いちょう切り)・・・中1/2本
大根(いちょう切り)・・・中4~5cm分
サラダ油・・・少々
里芋(適宜に切り、下ゆでしておく)・・・3個
長ネギ(小口切り)・・・小1本
醤油・・・大さじ1
塩・・・小さじ1
砂糖・・・ひとつまみ

[作り方]

1.鍋にサラダ油を熱し、豚肉、ごぼう、にんじん、大根を炒める。
2.1の鍋に煮干しでとっただし汁1,000~1,400ccで煮て、里芋も入れて煮る。
3.醬油、塩、砂糖、小口切りの長ネギを加え、少し煮たら出来上がりです。
※鶏肉だとヘルシーになるよ!

大学芋

[材料]

さつまいも 300g(乱切りにした水にさらしてアクを抜き、水気をとる)
揚げ油 適量
黒ごま 少々

○調味料
水 50cc
砂糖 大さじ4
醤油 小さじ1強
はちみつ 小さじ1
酢 少々

[作り方]

1.調味料を全て煮とかしてタレを作っておく。
2.さつまいもを170度くらいの油で、じっくり素揚げにする。
3.タレにからめ、黒ごまをふって、召し上がれ♪

[ワンポイントアドバイス]

揚げはじめは大きな泡、揚げ上がりは小さな泡、が合図だよ。

南瓜ようかん

[材料]

南瓜・・・300g
粉寒天・・・4g
水・・・500cc
砂糖・・・30g(大さじ2)
塩・・・少々

[作り方]

1.南瓜は種と皮を除き、茹でて水気を切り、熱いうちにつぶす。
2.鍋に水と寒天をふりいれ、少しふやかしてから火にかけ、沸騰したら弱火にしてかき混ぜながらよく煮とかす。砂糖を加えさらに弱火で煮る。
3.(1)の南瓜を弱火にかけながら、(2)を少しずつ入れ、よく混ぜ合わせながら練る。塩も加え混ぜ合わせる。
4.水で濡らしたバットに流し入れ、冷やして固める。

煮びたし

『煮びたし』とは、素焼きの小魚や好みの野菜を薄味で多めの汁で煮た料理です。

[材料(大人2人分)]

だし汁 200cc
しょう油 大さじ2/3
みりん 大さじ2/3
もやし 1/2袋 ※
小松菜 1/2束 ※
※お好みの野菜で作れます

[作り方]

1.好みの野菜を適当な大きさに切る
2.だし汁に調味料を加え、ひと煮立ちしたら切った野菜を入れる
3.材料に火が通ったら火を止める(冷める間に味がしみ込みます)
※材料やお好みによって調味料を加減してください。

○野菜が苦手な子も煮びたしならおいしく食べられちゃうかも!?
○簡単に作れて、汁ごと食べられるから、栄養もまるごと摂れる!!
○さつま揚げ、じゃこ、油揚げ、ちくわなどを加えるとうま味とコクが増します!

[おまけのレシピ]

子どもたちに大人気のメニューです!

『じゃこピーマン』
1.細切りにしたピーマンを、ごま油でしんなりするまで炒める。
2.麺つゆとじゃこを加えて、汁がとんだら出来上がり!

おにぎり

[材料(子ども4人分)]

手軽に作れるおにぎりに、もうひと素材加えて栄養素アップしてみませんか!?
3回の食事では栄養を取りきれない乳幼児にとって、おやつは「第4の食事」といわれています。 おにぎりは原持ちがいいので、おやつにピッタリ!具材を工夫してオリジナルのおにぎり作りを楽しんでみませんか?

[作り方]

・じゃこ×梅干し×ゴマ
・小松菜×チーズ
・わかめ×かつお節×ゴマ
・いり卵×チーズ
・干しエビ×粉チーズ
・ひじきの煮物

大根きんぴら

どのご家庭にもある大根とにんじんにベーコンを加えたメニューです。大根の皮をむかなくても大丈夫なので、とっても簡単に作れ、お酒のおつまみにもなります。

[材料(4人分)]

サラダ油… 5g
人参… 40g
しょう油… 5cc
ごま油… 2.5g
大根… 175g
みりん… 5cc
ベーコン… 40g
酒… 5cc
白ごま… 3g

[作り方]

1. 大根・人参・ベーコンは長さ4cm位の短冊切りにする。
2. フライパンにサラダ油とごま油を熱し、ベーコンの色が変わるまで炒める。
3. 人参・大根の順に加え、柔らかくなるまで炒める。
4. 調味料を入れて味を調え、最後に白ごまを入れて一炒めし、完成です。

※すりゴマや七味唐辛子を入れると大人の味になります。
調味料はご家庭の味に合わせて加減してみてください。

米粉の黒糖蒸しパン

米粉に含まれる米の成分には昔から疲労回復、脳の活性化、集中力の向上、精神安定などいいことづくし、また、アミノ酸のバランスが良く、タンパク質としての栄養価が高いのが特徴です。

[材料(4人分)]

米粉130g
ベーキングパウダー5g
鶏卵40g
牛乳130g
黒砂糖35g
サラダ油10g

[作り方]

1. 小麦粉とベーキングパウダーを合わせ2〜3回ふるいにかける。
2. 牛乳を人肌に温め、細かくした黒砂糖を溶かし冷やします。
3. 卵を溶きほぐし(2)を加えよくかき混ぜ、サラダ油を入れ混ぜ合わせる。 4. (1)に(3)を加え、サックリ混ぜ合わせる。
5. 目玉焼きホイルに(4)を入れ蒸気のたった蒸し器で強火で12〜15分蒸す。

十五夜・・・今年は9月22日
旧暦で8月15日の月を「十五夜」「中秋の名月」といいます。古来より日本人は月をめでる風習がありましたが、特に仲秋のこの時期は空が澄んでいて最も美しい満月が見られるということで、平安時代初期に、月を見ながら宴会を催す風習ができました。月の見える所にすすきを飾り、月見団子と季節の野菜、果物をお供えします。

きのこグラタン

[材料]

マカロニ50g
サラダ油 小さじ1.5
ベーコン45g
玉ねぎ 中1個
マッシュルーム30g
しめじ80g(1パック)
白ワイン 大さじ1
粉チーズ 大さじ2
乾燥パン粉 大さじ1
塩・こしょう 適量

○豆乳ソース
サラダ油 大さじ2
薄力粉 大さじ2.5
豆乳450cc

[作り方]

1. マカロニは熱湯に入れ、塩ゆでします。
2. 玉ねぎは薄切り、ベーコン・マッシュルーム・しめじは小口切りにします。
3. 鍋にサラダ油を熱し、(2)の材料を塩・こしょうで炒めます。(あれば)白ワインを入れて風味づけします。
4.豆乳ソースを作ります。鍋にサラダ油を入れ、弱火で薄力粉を色がつかないように炒めます。豆乳を少しづつ加え、もったりとするまで混ぜてソースを作ります。
5. (4)に(1)と(3)を加えて塩・こしょうで味をととのえ、ひと煮立ちさせます。
6. グラタン皿に盛り、粉チーズ・パン粉をのせてトースターで焦げ目をつけます。

韓国風雑煮

トック(もち)をみんなでつくれば一層おいしくなります。お休みの日のおひるごはんにワイワイ作ってみましょう!

[材料]

鶏肉 100g
はくさい 葉2枚
白玉粉 50g
長ねぎ 1/2本
小麦粉 25g
たまご 1・1/2個
水 55cc
酒 小さじ1
にんじん 1/4本
ほうれん草 2株
しお 小さじ1
ガラスープ 600cc
こしょう 少々
しょうゆ 大さじ1・1/2

[作り方]

1. 白玉粉・小麦粉・水を合わせてよくこねトック(もち)を作る。はじめは少しかたくかんじるが、次第になじむ。水を足す場合は少しずつ様子を見ながらにする。棒状にし、5ミリ程度の厚さに切っておく。
2. ガラスープを火にかけ(1)のトックを加える。トックが浮き上がってきたら、にんじん(せん切り)・白菜(ざく切り)を入れる。
3. 塩・こしょう・しょうゆで調味し、ねぎ(小口切り)・溶きほぐした卵をかきたま汁のように加える。
4. 仕上げに酒・ほうれん草(ゆでて2センチぐらいの長さに切ったもの)を加える。

カレー肉じゃが

いつもの肉じゃがとちょっとちがうゾ♪お試しください!

[材料]

油 小さじ2
しょうゆ 小さじ2
砂糖 小さじ1
カレー粉 小さじ1/2
トマトケチャップ 大さじ1/2
玉ねぎ 中1個
豚肉 100g
人参 中1/2本
じゃがいも 中2個
グリーンピース又はさやいんげん 15g

[作り方]

1. 玉ねぎは櫛形切り、人参はいちょう切り、じゃがいもは一口大に切る。
2. 油で玉ねぎ、豚肉、人参、じゃがいもの順で炒める。
3.ひたひたぐらいの水を入れて、やわらかくなるまで煮る。
4.しょうゆ、砂糖、カレー粉を加えて一煮えしたらケチャップも加え、いろどりにゆでておいたグリーンピースを加え仕上げます。

ライス入りチャウダー

温かいチャウダーで体も心もほかほかに♪

[材料(4人分)]

サラダ油1.6g(少々)
ベーコン10g(1枚)
鶏胸肉48g
玉ねぎ60g(中1/3)
にんじん32g(1/6本)
じゃがいも60g(中1/2個)
塩3.2g(小さじ2/3)
ごはん80g(ごはん茶碗軽く1杯)
牛乳160cc(3/4カップ)
小麦粉7g(小さじ2強)
生クリーム10g(小さじ2)
パセリ少々
ホールコーン缶40g

[作り方]

1. 玉ねぎは1cm角切り、にんじんはいちょう切り、じゃがいもは1cmさいころ切りにします。
2. サラダ油でベーコのせん切りを炒め、鶏肉と1.の野菜を入れてさらに炒めます。
3. 小麦粉をふり入れ、水400cc(2カップ)を入れ野菜がやわらかくなるまで煮て、塩で味付けをします。
4. ごはんを入れ、一煮立ちしたら牛乳と生クリーム、ホールコーン、パセリを入れ出来上がりです。
※おやつの分量ですので、朝食用の場合は倍量ぐらいでもいいでしょう。

人参マフィン

[材料(10個分)]

人参  中1本
小麦粉 160g
ベーキングパウダー 4g
砂糖 50g
卵 大2個
マーガリン(溶かす) 60g
牛乳 1/2カップ
黒ごま 2.4g 小さじ1

[作り方]

1. 人参は皮をむいて、すりおろします。
2. 小麦粉とベーキングパウダーは合わせてふるいにかけておきます。
3. 卵を割りほぐして、牛乳、砂糖と混ぜ合わせておきます。
4. 2の中に1と3とマーガリンを加え、さっくりと合わせ、マフィン型に入れ上に黒ごまをふりオーブンで(170度、20〜25分位)焼きます。
※竹串で刺してみて、生地が付かなければ、焼き上がっています。

マグロの和風ステーキ

[材料]

かじきまぐろ切り身 50g×4切れ
小麦粉 12g(大さじ1と小さじ1)
みりん 20g(大さじ1強)
しょうゆ 20g(大さじ1強)
バター 5g サラダ油 5g(小さじ1強)

[作り方]

1. かじきまぐろの切り身を食べやすい大きさに切る
2. 1にみりんとしょうゆで下味を付ける
3. 2に小麦粉を付ける
4. フライパンにサラダ油を敷き、小麦粉のついたまぐろを入れる
5. 途中でバターを入れて溶かす

[その他]

1. 最初は強火で表面をカリッとさせて途中は弱火でふたをして蒸し焼きにする

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